そよ風吹けば
白いヒガンバナ
咲かせてはまたちらしてた
いつからかまた
昼下がりのアスファルト、
息切らし走る日々
きっと今
いくつかの時間は止まって
そっと誰かの最後一枚
抜きとられて消えていく
愛なんてものはもとより
進む紙芝居のように
どこかで終わりを迎えては
また同じよう繰り返す
けれどこの先綴る思い出は
きっとたった一つの
私の物語
記憶がこんなに
抜け落ちてるのは
誰かが話、読み終えたから
いつからかまた
昼下がりの部屋座る、
吐息漏らし祈る日々
きっと未来
どちらかが先に終わるけど
きっと笑顔で見送ろう
交わした約束なんてさ
思いだせないよ
どんなににじむ世界を惜しんだとしても
きっと夜明けはもう近い
知らぬうち日々は落ちる
いつか
いつかその日が来たとき
遠のいてしまう思い出は
どうか消えないようにずっと
心に残りますように
全て語っても、また始まるから
きっとあの時のように
話をしようよ
必ず
いつかまたあえる日まで
小林 巧 - 紙芝居 feat.塩原文菜
Music & Lyric : 小林 巧
Vocal : 塩原文菜
悲しいけど幸せ