毎日が革命前夜で 頭を叩く喧騒に飛び込む 不確定性の 通り雨が残すコールは終わり 揺らぐ高架下 街をさす日の隙間 大衆音楽の リズムに歩幅合わす 「好きじゃないかなぁ」 そうこぼした君は 目もくれず駆け出した あの街へ 最低だって泣いた 感情全部暑さのせいにしよう 「夏の全てを奪ってみてよ」 そう笑う君が嫌いだった なんとなく走らせた筆 心は子供のまんまで あの日々をあの日々を 今も追いかけ続けてんだ あの日の君は あぁ 僕の熱をわかってたんだね 考える振りはとうにやめた うだった空気かき分け走る かすむ最終電車に あっけもなく過ぎ去られた 何が百年戦争? 向かう先に 何が見たいの 明くる橋で 1人眺める君は 存外後悔も 欠片も残っていないようで 「まだ来ないかなぁ」 そうこぼした君は 不意に立って歩き出した 日の跡を 最低だって泣いた 感情全部暑さのせいにしよう 夏の日は好きではないかな そう言って君はいたずらに笑うから 落ちる太陽 伸びる背丈 「会えないかな」 言葉の熱不意に溶けだして 最低だって泣いた 感情全部暑さのせいにしよう 「夏の全てを奪ってみてよ」 そう笑う君が嫌いだった あぁ夏の日が最低なんて そう笑う君が離れないや なんとなく駆け出した夜 頬は火照ったまんまで あの日々をあの日々を 今も追いかけ続けてんだ まだまだこれから負けてらんねえんだ
椎名らい - 朝雛(feat. makura)
Music & Lyric : 椎名らい
Vocal : makura
いちばん苦手な虫はセミです